「コピー機」は日本文化なのだろうか

フランス在住の30代主婦です。日本に住んでいたころは漫画同人誌製作に魂をかけており、コピー機に関しては消費者なりにこだわりを持っていました。どこそこのコンビニは新しく入った機種でとにかく大量印刷が早い、〇〇印刷屋のは遅いがきれいだ、等です。ですが、どこへ行ってもある程度の品質はあります。それが当たり前でない世界があるとは、夢にも考えていませんでした。

こちらに渡仏して、ある時作品をコピーしようとしたところ。印刷屋でも個人店でも、きちんとしたコピーができる場所に、全くめぐりあえないのです。機種はCANONやXEROXなどを選ぶようにこころがけてはいるのですが、本当にかすれやインクのむらなど、手におえない程の粗雑な仕上がりなのです。作品じたいを汚される思いで歯噛みをしました。ある時、セルフ印刷店の店員に事情を話したところ「それで、何か問題があるんですか?」という埒のあかない答えが返ってきました。

個人出版ならいざ知らず、「コピー」でそこまでのレベルを求める人がいないのです。愕然とした私は、以降は自宅でのスキャナー複合機による印刷に切り替えています。

たまに一時帰国で日本のコンビニコピー機を利用すると、その品質に目を見張るようになりました。機種は、フランスで見ていたものと同じだったりします。欧州専門の機体が良くないのか、あるいはトナーなど付属品の問題なのか…一体、何が違うのか理解に苦しむのですが、その中で「消費者の求めるレベル」が格段に違うのだろうな、という点だけは確かだと思われます。美しいコピーを求めるのは、もはや日本特有の文化なのかもしれません。

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